ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 春の星座 中学受験専門プロ個別指導塾ノア
3月から5月ころ、夜に見やすい位置にある星座のことを
「春の星座」と呼んでいます。
春の星座について、南と北のそれぞれの空で分けて整理していきましょう。
【南の空】「春の大三角」
うしかい座のアルクトゥルス、
おとめ座のスピカ、
しし座の2等星であるデネボラを結んでできる大きな三角形のことを
「春の大三角」いいます。
また、しし座の1等星であるレグルスも目立っています。
【北の空】「春の大曲線」
北の空では、ひしゃくのような形をした7個の明るい星である
おおぐま座の北斗七星がよく見える位置に来ています。
そして、北斗七星のひしゃくの柄の部分にあたる3つの星から
カーブを描くように線をのばしていくと、ひときわ明るい星が見つかります。
うしかい座のアルクトゥルスです。
さらに伸ばしていくとおとめ座のスピカにたどりつきます。
北斗七星、アルクトゥルス、スピカを結ぶ大きなカーブを
「春の大曲線」と呼びます。
春の星空は冬の星空とちがい星のまたたきも落ち着いて見えます。
また豪華絢爛な冬の星空に比べると、天の川も見えませんし
一等星の数も少なく少し寂しく感じるかもしれません。
春の星はに明るい星が少ないのですが、
かえって大きな星座が目につくという特徴があります。