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麻布中学校の傾向と対策

 

法人
学校法人青山学院
所在地
〒106-0046
東京都港区元麻布2-3-29
TEL
03-3446-6541
創立
明治28年
学校長
平 秀明 
URL
http://http://www.azabu-jh.ed.jp/

麻布中学校の特徴

 

自主的に考え、判断し、自立した行動ができる人間の育成を目指し、自
由闊達な校風が伝統。それゆえ、明文化された校則はなく、文化祭や運
動会、学年ごとの旅行といった、学校行事も全て生徒達の自主運営に委
ねられている。

麻布中学校の授業カリキュラム

大学進学のための一辺倒なつめこみ型教育を否定し、幅広く深い教養を
身につ、豊かな人格形成を目指している。そのため、どの教科も6年間
の連続性を考えてカリキュラムがつくられている。成績別・文理別のク
ラス編成は行われていない。どの教科も量・質ともに密度が高く、独自
のプリントなどを用いて、きめ細かい授業が行われている。

麻布中学校の学内情報

東京の中心にありながら、静かな環境にあり、外部からは想像できない
ほどの広大なグラウンドが広がっている。体育では格技として剣道か柔
道を選択する。音楽・美術・工芸・書道などにも多くの時間をかけてい
る。クラブ活動も盛んで、全国レベルの実力を持つクラブも数多くある。

麻布中学校の国語の傾向と対策

 

入試試験50点/60分
 

文章量がとても多いです。対策をしないと、解答までたどり着かないでしょう。
 
問題文章自体、深く主人公の心情を読み取る必要があります。また、選択問題
 
自体もそれぞれ細かく物語りの趣旨を読み取る必要がある難題が出題されます。
 
また、記述式も出題されており問題内容を全体的に把握できなければ書けない
 
ほどの、難易度です。全体的に麻布中学校は、他上位校の中でも最上と言える
 
ほどの難易度になっています。
 
塾のテキストで読解の基礎をしっかり固めるようにしてください。本校の問題
 
は非常にレベルが高いため特に教科書レベルのものから進めてください。基礎
 
的な文章読解から学習するようにします。徐々に、自分自身の学習レベルを上
 
げていくような学習の仕方が良いでしょう。
 

ただし、読解レベルは応用以上のものが望まれるため新聞や難易度の高い問題
 
特に、過去問題からの学習が有効になります。テーマも大人の視点からの読解
 
を求めるものが多いために難易度の高いテキストや上位校からの論説文や、随
 
筆文を選び実際に解くようにすると良いでしょう。問題文を先に読み問いの趣
 
旨をつかみます。その後、文章への読解に入ります。その時点で問題が解ける
 
ものは解きますが、本校では少し読んだだけでは解答できない問題が多いでし
 
ょう。よく論旨を抑えた読み込みが必要です。解法を確実に抑えるようにして
 
ください。意味や趣旨を確実に抑えた丁寧な読解力の養成が、麻布中学校絶対
 
合格への片道切符になります。
 

麻布中学校の算数の傾向と対策

 

入試試験60点/60分
 
全問記述問題が出題されるという特徴があります。個々の生徒の考える過程を
 
見ようとする出題者の意図がうかがえます。また、平面図形が毎年度重要視さ
 
れています。また、場合の数も多数出題されます。レベルとしては、基本問題
 
・標準問題で8割以上構成されています。応用問題に関しては、相似比・面積比、
 
面積・長さの分野において出題されています。全科目について言えることですが、
 
本校の算数は、知識重視の学習では、太刀打ちできない高いレベルの思考力を
 
身につけなくてはいけない、出題傾向になります。
 
全問記述問題が出題されるという特徴があります。個々の生徒の考える過程を
 
見ようとする出題者の意図がうかがえます。また、平面図形が毎年度重要視さ
 
れています。また、場合の数も多数出題されます。レベルとしては、基本問題・
 
標準問題で8割以上構成されています。応用問題に関しては、相似比・面積比、
 
面積・長さの分野において出題されています。全科目について言えることですが、
 
本校の算数は、知識重視の学習では、太刀打ちできない高いレベルの思考力を身
 
につけなくてはいけない、出題傾向になります。麻布中学校絶対合格への算数の
 
対策基本的な知識を5年の段階で6年分全て終えておく必要があります。問題のレ
 
ベルが基礎と標準で成り立っていると記述しましたが、だから容易というわけで
 
はありません。基礎・標準のレベルは皆が得点してくるためです。算数の式を必
 
ず書き解法用のノートなどを使用して思考過程を書き出す努力をするようにしま
 
しょう。場合の数の出題率が非常に多くなります。これは、条件整理と絡んで出
 
題される傾向にあり訓練が必要です。算数が得意でなければ、規則性、相似比・
 
面積比は得点源になります。平面図形も基本と標準は重要です。算数が得意な生
 
徒は、立体図形の構成を考えてちゃんと練習するようにしましょう。
 
 

麻布中学校の理科の傾向と対策

 

入試試験 40点/50分
 
テキストにない実験から観察をし、その法則を見つけ出すそう言った
 
問題が出題されています。問題文自体は長文が出題されており、時事
 
的な要素も含まれた良問が出題されています。例えば、過去に「BSE
 
(狂牛病)」の問題が取り上げられました。こう言った問題が多々取り
 
上げられていくでしょう。パターン学習のみでは対応できないでしょう。
 
知識よりなぜそうなるのかを考えることが出来る生徒なのかを見るような
 
問題傾向です。
 
本校の理科については、長文を読解できる力が必要になります。過去問題
 
でどういった問題が出るのかをしっかりと分析するようにしましょう。
 
特に、国語力が直結する分野といっていいでしょう。通常のテキストには
 
知識問題が多く、理科系の長文問題が出題されていないでしょう。
 
従って、塾の先生に理科系の長文問題を作成してもらうのも良いでしょう
 
し、もしくは通常でないテキストから問題を引用してもらうのも良いでし
 
ょう。他校の理科で早稲田中学校などの過去問題から理科系の長文読解を
 
中心に学習することも効果があるでしょう。学習スタイルとして、解ける
 
問題から解くようにしましょう。もちろん、教科書的基礎レベルの学習も
 
疎かにしてはいけません。いかに、理科系長文読解に耐えるだけの準備を
 
してくるかどうかが、麻布中学校絶対合格へのキーポイントとなります。
 

 

麻布中学校の社会の傾向と対策

 
入試試験 40点/50分
 
問題の最初は、難易度の高い問題が出題されています。長文の中から、国や
 
文化の状態などを解答させる問題が出題されています。理科と同様、本校に
 
関しては、長文読解に対して対策を打つようにしてください。後半に行くほ
 
ど、比較的難易度の平易な問題が出題されています。ただし、後半部分に記
 
述式問題が出題されていますから記述に対しての対策も必要となってきます。
 

本校の問題はまず、理科と同様に問題文がとても長いということがあげられ
 
ます。ただの知識のつめこみでは対応できないでしょう。歴史上の原因、対
 
策などをちゃんと学習していきましょう。基礎的な知識は常識としてはもち
 
ろん学習していきます。その上で早期に過去問題に当たることをお勧めしま
 
す。特に歴史的な資料からの問題が多いため、高校生が使う歴史便覧やある
 
いは塾で対策用として扱う歴史的な資料が掲載されている資料を見ることは
 
必ず学習に組み込むようにしてください。視覚的な学習と背景学習が大きく
 
本校の学習に大きく関わることでしょう。過去問題で大よそどの時代が出や
 
すいのか傾向が分かるはずです。早期の対策と視覚的学習が麻布中学校絶対
 
合格への近道になります。