芝中学校の学校説明会
平成26年10月21日
芝中学校学校説明会
司会:池之上教諭
・DVD 芝学園の沿革や生徒の日ごろの様子を上映(20分)
説明会
1 石川副校長
芝学園は浄土宗の宗立学校で、年3回ほど宗教行事がある。
また中学1年の道徳の時間は宗教の時間になっている。
穏やかな校風で、「手塩にかけた芝漬け」「絶妙な教師力」を謳っている
(芝の校訓「遵法自治」と「共生(ともいき)」)。
高2・高3からコース制をとるが、特別クラスはなく、
中学1年から高校1年まで毎年クラス替えを行い、
色々な生徒がいる空間で学んでもらっている。
高2の文系コース、理系コースは点数によらない希望性をとっている。
高1の成績によって選抜クラス(上位45名)を設けることで、
2コースの人数を少人数クラスにでき、
生徒一人一人を手厚く面倒を見ることができるようになっている。
高3の1コースは5科目必須になっているが、
2コースは3教科+選択科目の構成になっている。
現状、文系3クラスに対して理系5クラスと理系が多くなっている。
これからの土台作りとして「すべての科目が主要科目」としている。
進路指導も「逆引きの進路指導」の方針のもと、自分の将来像からどういう
職業に就くか、
そのためにどの学部に行く必要があるか考えながら、
今の勉強が将来につながっていることを確認してもらっている。
そのためモチベーションも上がり、勉強に取り組めるようになっている。
企業訪問、社会人の話を聞く機会、適性検査なども行っている。
生徒の平均学習時間は学校6時間、家庭で2時間の計8時間を想定している。
8割近くが宿題などを中心に時間を費やしている。
自分で予定を立てて取り組むよりも学校側が手をかける傾向にある。
そのため生徒に細かい指示を行い、復習中心の学習になっている。
学年が上がるごとにクラブ活動などを理由に、中だるみしている。
しかし、受験期に入ると勉強に対する姿勢も変化しているため、
下級生にとって先輩が身近にいるいいモデルになっている。
また中間、期末考査に関しては自分の得点と平均点のみで、
自分の成績を判断材料にしてもらっている。人と競争は行っていない。
2. 日ごろの生徒の様子(鈴木教諭)
省略
3. 入試委員長(武藤教諭)
国語:平成27年度より出題形式を変更
大問1・2 漢字についての設問
大問3 物語文、大問4 説明文 ほぼすべて記述に変わる
趣旨 ・入学後、読む・聞く・話す・書くの四技能に力を注ぐため。
また大学入試を見据えて小論文対策も踏まえたうえで。
・書いてくれた答案を丁寧に見たい。
自分の言葉で書いていく練習(難易度の高い大学ほど記述が多い)
※若干読みやすい文章、平易な文章で6割の得点を考えている。
国語を丁寧に見ることで、ボーダーあたりの子がチャンスになる。
算数:14~15題くらい(配点は1問あたり5~7点)で65点を目指してもらう。
大問1 計算二題をきちんと取れるよう練習してほしい。一題に5分くらいを目途に進める。
一題に15分かけていると解ききれない。ケアレスミスを減らす。
社会:小問が合否にかかわるので、しっかりした知識がほしい。
120字の記述問題はリード文に従って要約して記述する。
理科:4分野+総合問題の出題形式。45~50点が平均。
初めのところでしっかり得点できるように取り組んでほしい。
倍率:例年3.5~3.6倍と若干上がっていたが、来年度は3.1~3.2倍くらいとみている。