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渋谷教育学園幕張中学校の傾向と対策

 

法人
学校法人渋谷教育学園
所在地
〒 261-0014
   
千葉県千葉市美浜区若葉1-3
TEL
043-271-1221
在校生
中学 886人(男638人、女248人)
創立
昭和61年
学校長
田村哲夫
URL
http://www.shibumaku.jp/

渋谷教育学園幕張中学校の特徴

 
「自主独立の精神」を重視する明るい校風。手取り足取り教えるのではなく、生徒が 
自分で物事を考え、行えるようにする「面倒見の良さ」が保護者からの熱い支持を受 
けている。「当り前のことを、当たり前にやる」を合言葉に、日常のあいさつから人 
との接し方、決められているルールを守ることができて初めて勉強に言及すべきだと 
いう考えを持っている。 
 

渋谷教育学園幕張中学校の授業カリキュラム

 
シラバス(年間学習進度計画表)を活用し、生徒の学習計画に効果を発揮している。主 
要科目に重きを置き、多くの時間を割くことで、基礎。基本の徹底を図っている。芸 
術・体育などの教科に関しては特別授業を行うことで、限られた教科時間を補ってい 
る。その他にも外国人教員による少人数外国語教育、長期、短期海外留学、海外から 
の帰国生、外国人留学生の受け入れを行っている。 
 

 

渋谷教育学園幕張中学校の学内情報

 
発展が急速に進んでいる幕張新都心の一角に渋谷教育学円幕張中学校、高等学校はあ 
ります。まわりには神田外語大学、千葉県総合教育センター、県立高校、県立衛生短 
大、放送大学など多くの教育施設があり、学びの場としては理想的。 
 

渋谷教育学園幕張中学校の入試倍率(平成28年度)

 
 試験日 :第1回1月22日   第2回2月2日 
 出願者 :   1899人      458人 
 受験者 :   1852人      434人 
 合格者 :    759人       46人 
 倍 率 :    2.4倍      9.4人 
 入学者 : 
 満 点 :    350点
  平均点 : 170.0点    179.0点
 合格者 
  平均点 : 200.6点    227.1点
  最高点:    290点      250点  
  最低点:    179点      216点

 
 

渋谷教育学園幕張中学校の国語の傾向と対策

 
入試試験100点/50分 
文章量が非常に多く、問題が例年、出題されています。速読速解できるかどうかが鍵を 
握るでしょう。また、同校の問題は毎年徐々にですが平易な文章を扱うようにはなって 
きていますが、大人でも悩むような語彙が出題されることでも有名です。物語文につい 
ても微妙な心情の読み取りがあるなど、速読能力に加えて細かく文章の趣旨も読み取ら 
せる問題が出題されています。 
まず語彙力を問われることが例年の傾向です。必ず、徹底的に語彙力を増やす努力が必 
要になります。塾のテキストを利用して分からない語彙に対して、ラインを引き反復練 
習して覚えるようにしましょう。必ずノートを作成して、よく覚えるようにしましょう。 
語彙力は、慣用句・熟語・漢字などを覚えます。特に、対義語・類義語などセットで覚 
えられるものは頭に入れるようにしてください。イメージを使っても構いません。 
また、問題の出題形式として書き抜きと抜き出しの問題が非常によく出題されます。難 
易度も非常に高いのですが、塾ごとに対策を立てているため落とさない生徒の方が多い 
と思われます。そのために過去問題などでしっかりと対策を立てて受験に望むようにし 
ましょう。ただし、過去問題に解答解説が明確に記されていないためにどうしてその部 
分がそうなるのかわからない独特な問題が出ます。何度も反復練習をし、その独特な問 
題になれる必要があります。そのために、自分なりに国語的な解法ノートを作成し自分 
の中に解答までのマップを作るとよいでしょう。 
 

渋谷教育学園幕張中学校の算数の傾向と対策

 
入試試験100点/50分 
年度ごとに分野が偏る傾向があります。例えば、数の性質や図形などの分野が出題され 
たかと思えば、論証問題が出題されるなど非常に対策の立てづらい内容になります。また、 
得点しやすい程度の難易度の問題が出題される年があれば逆に得点しづらい問題が出題 
されたり難易度自体も非常に変化しやすいので、生徒によっては本校の入試に対しての 
好き嫌いがはっきりと分かれます。ただし、作図に関しては例年の出題であり図形中心 
であることは変わりません。 
まず、毎年出題されている作図の問題については必ず得点できるように必ず過去問題を 
中心にして解答していくようにしましょう。本校に関しては、問題に偏りが出るために 
過去問題において問題の出題傾向を確実に把握していく必要があります。過去問題を何 
度も解くことにより問題の癖にも対応できるようになるでしょう。論証問題の出題も見 
受けられるために、過去問題を中心になるべく解くようにします。 
以下を参考してください。過去10年間の問題を分析したグラフになります。 
もし、算数が得意でないなら思い切って作図問題を捨てることも手です。ただし平面図 
形の点の移動問題や相似比・面積比に関しては基礎標準と確実におさえるようにして下 
さい。算数が得意な生徒に関しては、立体の構成題・容積と水位・立体図形を強化する 
ようにしましょう。特に、基礎・標準問題は5年までには一通り終え、6年の1学期に 
は2度解くようにしましょう。過去問題で独自の出題傾向に対して慣れることが渋谷教 
育学園幕張中学校合格への第一アプローチになります。 
 

渋谷教育学園幕張中学校の理科の傾向と対策

 
入試試験75点/40分 
大問題は3問の構成になっており、物理・化学・生物・地学からバランスよく出題され 
ているのが分かります。物理問題の語彙のレベルが高く、高校の学習範囲のものが出 
題されています。普段から科学雑誌などに目を通していないと分からないでしょう。 
設問の文量が多いことを除けば、全体を通して見ると標準程度といえます。しっかり学 
習していけば得点できるはずです。 
化学の分野や物理分野の資料が目立ちます。資料問題を過去問題の類似問題や塾のテキ 
ストなどで意識して学習するようにしてください。地学や物理は、未知の言葉や知識が 
問われる可能性があります。例えば、平成22年度の大問題3の問1からは、『地球一周の 
長さが何キロかという問題』が出題されています。これは『ただ何キロかを問うている 
問題ではなく古代ギリシア人のエラトステネスが地球一周を過去に求めました。その方 
法を元に解答するという問題』です。このような独自性が強い問題が散見されます。過 
去問題はしっかりと解くようにしてください。知識問題は基礎から標準レベルですから 
基礎は確実に取れるように普段から科学雑誌や塾の副教材などでしっかりと学習してく 
ださい。生物分野については、植物がよく出題されています。試験薬や試験の考察・結 
果なども抑えてください。過去問題で実験の過程や計算過程を身につけることが、渋谷 
教育学園幕張中学校絶対合格には必須になります。 
 

渋谷教育学園幕張中学校の社会の傾向と対策

 
入試試験75点/40分 
設問数は試験時間からは短く時間管理を意識していく必要があります。また、出題形式 
として記述式、記号選択式、語句説明などがあります。中でも記述式は難易度が高くしっ 
かりと学習し対策を立てる必要があるでしょう。ただし、記号選択式、語句説明などは 
基礎から標準の内容と言えます。また、地理分野から資料問題が出題されています。本 
校の特徴といえるでしょう。対策をしっかりとすれば、努力が実りやすい内容です。 
過去問題を通して、必ず傾向を把握し過去問題で出題している分野から類題へと演習し 
ていくという学習方法が一番的確でしょう。記述式について、例えば平成22年の大問 
題2の問7から『戦国時代の末期の戦闘方法の変化を述べさせる問題』が出題されてい 
ますが、特徴的なのは解答用紙の範囲内で書きなさいという語字数制限です。記述式は 
どの学校についてもいえますが、本校でも解答用紙をコピーして何度も解答練習をしま 
しょう。特に、何度も出てくる語彙や問題文の戦後にある言葉は自分の言葉として使用 
できるように練習してください。また、漢字は間違えないようにしてください。句読点 
などもきちんと出題者は確認していますから、きちんと句読点も使うようにしましょう。 
記述式以外は基礎的な出題ですから、一問一答式や塾の過去問準拠の問題集などで確認 
しましょう。基礎的な知識の習得と、過去問題の演習こそが渋谷教育学園幕張中学校絶 
対合格へのキーポイントになります。