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成城中学校の傾向と対策

 

法人
学校法人成城学校
所在地
〒 162-8670

     東京都新宿区原町三丁目87番地

TEL
03-3341-6141
在校生
男764名
創立
明治18年
学校長
栗原卯田子
URL
http://www.seijogakko.ed.jp/

成城中学校の特徴

 
建学の精神:「社会に有為な人材を育成する」 
 
校名の成城は中国の古典「詩経」の中にある「哲夫成城」の「城を成す」に由来。 
「社会に有為な人材を育成する」という建学の精神。
学校は広く学問や知識を吸収する大切な場であると共に、多くの教師や友達との 
関わりの中で知識を磨き、クラブ活動・生徒会活動や学校行事などに積極的に取 
り組み、明るくのびのびとした学校生活を通して人間的成長を図る、そして、何 
事にも失敗を恐れずチャレンジし、将来、様々な社会の変化に柔軟に対応できる 
精神を養う場として考えられている。

 

成城中学校の授業カリキュラム

 
6年間の学び 
 
中学1年・2年(基礎学力養成期)
中学校進学後の学習は、「教わる」姿勢から「みずから学ぶ」姿勢に転換。 
日常的に宿題や小テストを課して自宅学習を促し、みずから机に向かい、悩み、 
考え、調べて、解決する、自学自習の確立を目指す。
成果の上がりにくい生徒に対しては、日常的な補習に加え、学期末の指名制補習も行う。 

中学3年・高校1年(進路決定期)
6年一貫教育において中だるみしやすいこの時期に、将来の目標をイメージさせる 
ことで、学習意欲の向上を図る。 
職業や大学に関する研究を行うとともに、全国模試や適職・適性検査を実施し、自 
分の学力や適性を客観的に認識させて上で、文理コース選択を行う。 
高校1年次からは進学講習も始まる。 

高校2年・3年(実力完成期)
難関大学合格を目指して本格的に受験体制に入る。長期休暇では進学講習として、 
分野を絞った多数の講座が開設され、大学受験に的を絞った実践的な演習に取り組 
むとともに、2年間で7回の全国模試を受験。 
またオープンキャンパスに参加したり卒業生の体験談を聞いたりして、志望大学・ 
学部・学科を選択。 

 

成城中学校の入試倍率(平成28年度)

 
 試験日 :第1回 2月1日  第2回 2月3日  第3回 2月5日     
 出願者 :    528人     1134人      953人
 受験者 :    481人      748人      480人
 合格者 :    174人      248人       53人
 倍 率 :    2.8倍      3.0倍      9.1倍
 入学者 :                  
 
 
 満 点 :320点  
 全体平均:       点          点     
 合格者 
  平均点:       点          点
  最高点:       点          点 
  基準点:    191点       181点     195点

 
 

成城中学校の国語の傾向と対策

 
配点:100点 試験時間:50分 
大問:3題 
分野:➀漢字②物語文③論説文 
 
 

読解力・表現力・注意力など、基礎的な力を見ることに重点を置いて出題。 
基礎力というのは、日本語を正しく理解し、表現できる力のこと。 
 

だれが、いつ、どこで、どうしたのか。何を感じ、何を考え、何を言いたいのか。 
こういうことがわかり、自分の言葉にすることによって、人と人とのコミュニケー 
ションが生まれ、知識の伝達も可能になる。そのような、日本語を正しく理解し、 
表現するための「基礎力」を問う問題を出題。 
特に難しい文章は出さないが、正確な読解力を必要とする。日ごろ、いろいろな事 
柄に興味を持ち、どのような方面の文章にも対応できるようにしておく。 
また、小説もたくさん読んでおくこと。 
 
出題形式は、例年、最初に漢字の読み書きを10問出題。 
漢字は「止め」「はね」などを細かく見ることはしないが、丁寧にはっきりと書く。 
文章題は、小説や評論から大問を2題出題。時間の許す限り丁寧に文章を読み、設 
問の要求に正しく答える。
 

成城中学校の算数の傾向と対策

 
配点:100点 試験時間:50分 
大問:10題 
分野:四則混合計算、逆算、比、割合、仕事算、数列、公倍数、速さとグラフ 
   平面図形と求積、立体図形と回転

単純な計算問題を初めとして、比・割合・図形の計量など、基本レベルの問題 
で正解率が低い。安定した基礎力が身についているかを問う問題を中心に、複 
雑な場合を具体的に調べるような問題も出題するので、基本理解の徹底と、じ 
っくり考える習慣を持って取り組むこと。 
 

出題形式は、例年9~10の大問。 
計算・比の扱い・割合・規則性・数の性質・グラフ・面積・体積などから幅広 
く出題。 
試験では、問題をしっかり把握した上で解くことを心がける。 
解答は答えのみを記入する形式のため、計算間違いは厳禁。また、数字は丁寧 
に書くこと。判別しにくい数字を書いて、不正解になるケースがふえている。 

 

成城中学校の理科の傾向と対策

 
配点:60点 試験時間:30分 
大問:3題(化学、生物、物理) 

理科の基礎的な知識があるか、実験データを読み取り法則を見つけ出す力があるか、 
さまざまに起こる自然現象に関心があるかという点を意識した問題を出題。 
したがって、標準的な知識を選択式で問う問題を多く出題するが、やや高度な実験 
考察問題も出題。また、20字程度で説明する問題やその年の科学トピックスに関 
連した問題を出題することがある。 
解答するときは、問題文中の指示に従うよう心がけること。 
物質の名前などは、漢字指定することがある。また、計算問題は、答えのみが採点 
の対象となるため、どの位を四捨五入すればよいか、しっかり見直すこと。 
 

 

成城中学校の社会の傾向と対策

 
配点:60点 試験時間:30分 
大問:3題(歴史、地理、公民) 

人々の暮らしを成り立たせているさまざまな背景や条件について、どのくらい関心 
を持って学んできたかを問う。 
基本的な知識はもとより、広く中学校や高等学校への学習意欲のつながりをも視野 
に入れた応用性のある問題も出題。 
テレビのニュースや新聞記事などにも日ごろから興味を持つこと。 

出題形式は、地理・歴史・公民の3分野から大問1題、各小問10問ずつの出題。 
配点は3分野それぞれ20点ずつ。
地形図に関する問題や時事問題は、ほぼ毎年出題。地名・人名・歴史用語などの重 
要語句は、小学校学習漢字に限らず漢字指定することがある。漢字指定された問題 
に平仮名や片仮名で解答したり、漢字で解答した上で振り仮名を振ったりすると不 
正解となる。記号問題も多く出題されるが、記号を丁寧に書くこと。