普連土学園中学校の傾向と対策
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- 法人
- 学校法人普連土学園
- 所在地
- 〒 108-0073 東京都港区三田4-14-16
- TEL
- 03-3451-4616
- 在校生
- 中学 419人 男女比 女100%
- 創立
- 明治20年
- 学校長
- 浜野能男
- URL
- http://www.friends.ac.jp/
普連土学園中学校の特徴
普連土学園は、1887年(明治20年)、アメリカ・フィラデルフィアのキリスト教
フレンド派(クエーカー)に属する婦人伝道会の人々によって女子教育を目的と
して創立。
これは当時、アメリカに留学中だった新渡戸稲造と内村鑑三が助言したもので、
以後120余年にわたってキリスト教による人格形成を教育基盤としている。
日本においてフレンド主義に基づいて設立されている唯一の学校
校名の「普連土」という漢字は、津田塾大学の創立者 津田梅子の父、津田仙に
よって「普(あまね)く世界の土地に連なる」ように、すなわち「この地上の普遍、
有用の物事を学ぶ学校」であるようにという願いを込めて考案。
普連土学園中学校のカリキュラム
・中1〜高1の4カ年は全教科必修。数学は数学ⅡB(高校2年)まで必修
・高2から選択科目
・高3では選択科目の数が増える。選択科目は10名程度を目安に成立させ
ることを原則としていますが、実際にはもっと少人数でも開講。
芸術関係科目等は生徒1名でも成立させている場合もある。
・コース制ではありません。生徒一人一人の希望する進路に応じて、履修科
目を組み合わせられる。
・高3では、8時間まで自学自習を選択することができる。その時間に1対
1で教員に指導を受けることも可能。 自学自習の教室は図書館か自習室で、
監督者が必ずつく。
・自分の考えを皆の前で表現すること、人の話を聞き取ること、書く力(文
章力)をつけることを大切に考え、指導。
・授業時間以外でも、必要に応じて個々に丁寧な指導
普連土学園中学校の教育理念
万人に「内なる光(神の種子) – 神からそれぞれにあたえられた素晴らしい可
能性」が存在することを信じ、一人ひとりを大切に、全ての人を敬い、世の役に
立つ女性を育てることを目標にしています。本校は創立当初から少人数教育を行
っており、現在は各学年3学級で編成しています。家庭的な雰囲気の中で、個々
の生徒に行き届いた指導を心がけており、また、ご家庭との連携を密にして協力
しあいながら生徒の育成に取り組んでいます。
普連土学園中学校の入試倍率(平成28年度)
試験日 :第1回 2月1日 第2回 2月2日 第3回 2月4日
出願者 : 162人 594人 363人
受験者 : 148人 336人 172人
合格者 : 86人 130人 53人
倍 率 : 1.7倍 2.6倍 3.2倍
入学者 :
満 点 :300点
全体平均:第1回 第2回 第3回
合格者
平均点:
最高点:
最低点:
普連土学園中学校の国語
配点:100点 試験時間:60分
大問:4~5題
出題分野:
出題形式:大問1(論説文)、大問2(物語文・随筆文)
1次試験・3次試験の読解問題は記述が中心
選択肢は
大問3以降(慣用句や漢字などの知識問題)
HPより
・(1次・3次)小説と説明文などの読解を通して基礎的な国語の力をみます。
・小説は登場人物の心情を主題、説明文は筆者の主張が読み取れるように出題
しています。
・また、漢字は教育漢字を中心に、ことわざ、慣用句、文法などの
ことばの問題も出題しています。
・出題形式は記述問題が中心となります。
・(2次)出題内容は1次・3次と同様ですが、出題形式は記述問題が減り、
選択問題等が中心となります。
普連土学園中学校の算数
配点:100点 試験時間:60分
大問:4~7題
出題分野:
出題形式:1次試験・3次試験(大問4題)、2次試験(大問7題)
1次試験・3次試験では「会話文形式の問題文」
大問1(計算問題)、大問2(応用小問)
大問3以降(応用問題)
HPより
・(1次・3次)定型的なパターン問題だけでなく、基本からきちんと
考える力があるかを試す問題を出題しています。
・計算問題、定型問題に続き、会話形式の問題を1題出題します。
・会話形式の問題とは、途中にヒントとなるいくつかの小問をおき、
それを利用して次の問題を考えていくストーリー性のある問題です。
・途中過程にも配点しているので、途中式などの解答にいたるまでの考え方を
解答用紙に記すようにしましょう。
・(2次)計算問題の後、1次・3次よりやや難易度の高い定型問題
を複数出題します。
・採点方法は1次・3次と同様ですので、2次も途中式など考え方を解答用紙に
記すようにしましょう。
普連土学園中学校の理科
配点:75点 試験時間:30分
大問:4題
出題分野:
出題形式:大問1(物理)、大問2(化学)、大問3(生物)、大問4(地学)
HPより
・小学校の教科書を中心にさらに発展した問題について、物理・化学・生物・地学の
各分野からほぼ均等に出題します。
グラフや表の読み取りが出題されることが多く、文章での解答を求める
問題も必ず出題されます。
普連土学園中学校の社会
配点:75点 試験時間:30分
大問:3~7題
出題分野:
出題形式:1次試験・3次試験(大問4題)、2次試験(大問7題)
1次試験・3次試験では「会話文形式の問題文」
大問1(地理)、大問2(歴史) 、大問3(公民)
大問が4題の時は地理か歴史が2題
HPより
・小学校で学習する内容をもとに、さらに発展した事項も含まれます。
・地理・歴史・公民の各分野からほぼ均等に出題し、時事問題や資料の読み取りが
出題されることもあります。
・また、文章で解答を求める問題も出題するので、語句の意味や歴史的事件の
意義を理解することも大切です。