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豊島岡女子学園中学校の傾向と対策

 

法人
学校法人豊島岡女子学園
所在地
〒170-0013 
東京都豊島区東池袋一丁目25番22号
TEL
03-3983-8261
在校生
中学 817人 男女比 男100%
創立
明治25年
学校長
竹鼻志乃
URL
http://www.toshimagaoka.ed.jp/

豊島岡女子学園中学校の特徴

 
桜陰、女子学院、雙葉の女子御三家に並ぶ女子校のトップ校であり、 
人気も高い女子中学校です。近年では、桜陰に合格しても、豊島岡 
女子に進学する生徒もいるほどです。保護者からも非常に人気が高い。
 
校則が厳しいため服装チェック、持ち物チェックも頻繁に行われおり、 
安心して通学させられる学校として、保護者から厚い信頼を得ている 
中学校です。その他の人気の秘密は、学費が安い、駅から近い、校舎 
が新しい、制服も可愛い、進学実績も良いなどの声が多数です。 

豊島岡女子学園中学校の授業カリキュラム

 
英語・数学の授業時間を厚めにカリキュラムを置く編成です。その他 
主要5科目の授業時間も多い。中学三年生の二学期に高校分野の学習 
に入ります。高校二年生から、大学受験を意識して、文系理系にクラ 
ス分けを行います。授業では、多くの演習問題を行います。基礎学力 
重視の指導です。 

豊島岡女子学園中学校の学内情報

校内弁論大会を英語で実施しています。仮説実験授業を理科で行います。
 
とてもユニークな授業を取り入れているのも豊島岡女子学園中学校の人
 
気の秘密です。5年ほど前に入間総合グランドに大型の体育館や研修施設
 
を含めた施設が完成しました。
 

豊島岡女子学園中学校の入試倍率(平成28年度)

 
 試験日 :第1回 2月2日  第2回 2月3日  第3回 2月4日 
 出願者 :第1回1110人  第2回 977人  第3回 835人 
 受験者 :第1回       第2回       第3回      
 合格者 :第1回       第2回       第3回      
 倍 率 :第1回       第2回       第3回      
 入学者 : 
 満 点 :300点  
 全体平均:第1回       第2回       第3回      
 合格者 
  平均点:第1回       第2回       第3回      
  最高点:第1回       第2回       第3回      
  最低点:第1回       第2回       第3回      

 
 

豊島岡女子学園中学校の国語の傾向と対策

 
入試試験100点/50分
 

例年、大問題が2問で論説文・物語文という構成になっていました。
 
比喩や抽象的な表現も出題されており語彙力を問う文章表現が使われ
 
ています。また、文章のテーマ自体が難しく、芸術論や武士道など小
 
学生にとっては未知の文章でしょう。好奇心旺盛に読書をし、問題を
 
解きなれている生徒には有利です。また、よく出題されるテーマにつ
 
いては準備をしておきましょう。
 

それぞれの校舎において独自の問題傾向が見られますが、本校は特に
 
深く筆者と出題者の意図を汲み取らなければ解答にたどりつくことは
 
困難でしょう。本質的な読解力を問われます。
 

普段の読書習慣のつけ方として、普段から生徒の親御さんは、本題に
 
関してはある程度裂いていく必要があります。読書習慣をつけるため
 
に子供が興味を示した本に関しては買い与えるようにしてください。
 
また、こういった普段の読書への興味付けに加えて、現実的にテキス
 
トを使い問題を一緒に解くという姿勢が必要でしょう。
 

論説文に関して、芸術論や武士道など難解なテーマが出題されています。
 
普段から難度の高い論説文に当たるようにしてください。解きっぱなし
 
にすることなく一度解いたものを3度は最低解きましょう。解説をよく
 
読みます。一度解いたものが2度目と違っていても伝わりやすく、出題
 
者の意図を汲み取っていれば正解とします。物語文については、比喩表
 
現や独特の言い回しが使われます。意味が分からなければ辞書を引く癖
 
をつけて必ず不明点はその場で明確にします。割と全体像がつかみやす
 
い問題が出題されます。不明な部分は残さずに確実に正答していく粘り
 
強さが、豊島岡女子学園中学校絶対合格を近づけてくれるでしょう。
 
 

豊島岡女子学園中学校の算数の傾向と対策

 
入試試験100点/50分
 

問題の難易度は後半に行くほど上がります。オーソドックスな難易度と
 
いえるでしょう。後半に行くにつれて考える力を要求しますから応用問
 
題についてもしっかりと学習する必要があるといえます。平面図形等の
 
図形問題が中心というわけではなく、場合の数や条件整理なども出題さ
 
れています。分野的にみていくと、容積と水位の基本から応用までと相
 
似比・面積比の基本から応用が出題されています。また、条件整理の標
 
準から応用までが出題されます。バランスよく学習する必要があるでし
 
ょう。
 

算数が得意でなければ、基本問題の四則計算や相似比・面積比から入る
 
ようにします。ただし、出題傾向の高い問題に関しては必ず標準レベル
 
まで解けるようにしてください。応用のレベルまで問われる平面図形と
 
立体図形に関しては、どちらかを選択し解きやすいほうに特化するよう
 
にしてください。もちろん、出来てくればもう一方に取り掛かっても構
 
いません。 以下を参考にしてください。過去10年間の問題を分析した
 
グラフになります。
 

算数が得意な生徒に関しては、基礎・標準問題をしっかりと固めた後で、
 
相似比・面積比、容積と水位の応用問題・条件整理の応用題について学
 
習を進めましょう。解答までの過程も大切にし、間違った問題を何度も
 
やり直し解法ごと覚えていきます。また、正しくても解法の方が時間が
 
かからずに解けるのであれば、そちらを取るようにしてください。逆に
 
解法より効率がよく論理に矛盾が無ければ自分の解放を大切にして下さ
 
い。いかに早く正確に正答にたどり着くかを極めることが豊島岡女子学
 
園中学校絶対合格へ自分自身を導くことになります。
 

豊島岡女子学園中学校の理科の傾向と対策

 
入試試験 50点/50分
 

問題数に関しては、比較的少ないでしょう。ただし、物理分野と科学分
 
野の計算問題が、難解です。また、生物・地学に関してもと偏りなく出
 
題されているため時間を意識していないと足りないはずです。しかし、
 
全体的な難易度に関しては計算問題さえクリアーしていれば、基本から
 
標準程度の出題となっています。
 

まず、基礎から標準程度の生物・地学分野をこなすようにしてください。
 
上位校には珍しく記述問題がありません。そのため、過去問題も基礎的
 
なことが終わったなら一度、解答してみることをお勧めします。少し早
 
いのではないかと思うくらいに過去問題を解いてしまうことが良いでし
 
ょう。また、生物分野や、物理分野に関して計算問題を過去問演習と過
 
去問題の類似問題を良く解きましょう。最初は困難かもしれませんが、
 
必ず解けるようになるはずです。計算問題を最初にクリアーしていくこ
 
とが、豊島岡女子学園中学校絶対合格への大きな第一歩になります。
 

豊島岡女子学園中学校の社会の傾向と対策

 
入試試験 50点/50分
 

出題される文章は長文でオーソドックスな問題傾向です。比較的設問数
 
は多く、時間管理を必要とします。出題形式は、一問一答形式と記号選
 
択式問題、記述式問題と他上位校と同様の出題形式になっています。問
 
題の難易度に関しては、標準程度です。地理・歴史・公民とバランスよ
 
く出題されていますが、年度によって若干、バランスが崩れることもあ
 
ります。
 
例えば、平成22年度の出題のように『蒙古襲来絵巻』から元軍が
 
日本と違う戦い方だったがどういうものだったのか30文字程度で説明
 
しなさい。といった資料からの出題も見られます。しかし、この問題から
 
も分かるように基本から標準程度の構成です。50分の時間の内、25分
 
を読解に当て20分で解答をし、5分で見直しをするという風に自分なり
 
の時間管理を頭に入れてその通りに解けるように過去問題を訓練するよう
 
にしましょう。また、過去問題を解くと明確ですが、宇宙ステーションの
 
開発など時事的な内容も出題されています。ニュースや新聞で大きく取り
 
上げられていることに関しては確実に押さえるようにしてください。基本
 
問題と時事問題への習熟が、豊島岡女子学園中学校絶対合格への鍵になり
 
ます。