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学習院中等科の傾向と対策

 

法人
学校法人学習院
所在地
〒 171-0031
東京都豊島区目白1-5-1
TEL
03-3986-0221
在校生
男591名
創立
明治10年
学校長
林知宏
URL
http://www.gakushuin.ac.jp/bjh/

学習院中等科の授業カリキュラム

 
 国語、数学、英語の週当たりの授業時間数は、私立の平均的な数字。しかし数学、 
 英語では約20名の少人数で授業を行っているので時間数以上の効果を発揮してい 
 る。理科教育にも力を入れており、時間数は私立平均を大きく上回っている。広い 
 グランド、体育館、プール、武道場を利用した体育の授業にも多くの時間を割いて 
 いる。その他行事を利用した総合学習、芸術鑑賞会などによって中学生としてバラ 
 ンスの取れた力をつけることをねらっている。
 

学習院中等科の学内情報

 
国語の学習活動 
「小倉百人一首」の学習 
音声言語活動 
読書ノートの提出 
作文指導1 
作文指導2 
作文指導3 
創作指導 

 

学習院中等科の入試倍率(平成28年度)

 
 試験日 :A日程 2月2日   B日程 2月3日
 出願者 :    333人       416人 
 受験者 :    291人       212人 
 合格者 :    157人        75人 
 倍 率 :    1.9倍       2.8倍 
 入学者 : 
 
 
 満 点 :360点(国語・算数各100点、社会・理科各80点)
 全体平均:  237.1点     222.2点 
 合格者 
  平均点:  264.2点     257.3点 
  最高点:    336点       311点 
  最低点:    239点       240点 

 
 

学習院中等科の国語の傾向と対策

 
配点:100点   試験時間:50分 
大問:2題 
・文学的な文章と説明的文章という構成で出題。 
 
・漢字の問題は毎年必ず出題(10題から20題くらいの書き取り)。 
 学年別漢字配当に載っている漢字しか出題しない。
 小学校で学習する漢字は、知的活動の基礎であると考えている。
 習得した漢字の量と語彙とは比例する。 
 基礎力がなければ、読解力、表現力とも伸長はあまり期待できないので、
 漢字の学習を大切にするとよい。 
 
・設問の形式は、記述式の問題、文章中の空白を埋める問題、大段落に分ける 
 問題、文章中から抜き出す問題、選択肢から選んで解答する問題などいくつ 
 かの種類がある。
 いずれも文章の内容を読み取る力や自分で考える力を問うような問題となっている。 
 出題する文章は必ずしも児童向けのものだけから選んでいるわけではなく、 
 新聞・雑誌・単行本等一般向けの文章からも選んでいる。 
 
・内容を正確に読み取れるかどうかは、日ごろの読書量によるところが大きい。 
 読書の習慣を身に着けることが、読解力を養う最良の道である。
 本を読むことで、漢字・語句の知識も増え、知的好奇心・社会的な視野も
 広がりをみせる。新聞記事を読むことも有効。 
 

学習院中等科の算数の傾向と対策

 
配点:100点   試験時間:50分 
大問:6題 
・6年生までの教科書の内容をもとに出題。 出題の問題数は例年と同様6題 
 (または5題)で、計算や簡単な求積問題と、基本的な文章問題と、
 応用問題の構成で出題。 
 
・計算問題や簡単な求積問題は解答だけですが、その他の文章問題は答えだけでなく、
 途中の式あるいは説明がないと、ほとんど点数が得られない。 
 逆に、答えが間違っても途中の段階や途中の式が正解ならば部分点が得られる。
 また、設問の答えが出なくとも、途中のところまで出来ていたならば、
 部分点が得られますので面倒がらずに普段から途中の式を書く習慣を
 身につけるよう努めてください。 
 

学習院中等科の理科の傾向と対策

 
 
 
・小学校の教科書に掲載されている内容を基礎として思考力と応用力を問う。 
 物理、化学、生物、地学の各分野から出題。 
 実験、観察、観測を重視して出題。 
 そのほか、最近話題になった自然科学分野に関係した出来事からも出題。 
 
・理科にはいろいろな分野があるが、どの分野にもむらなく力を入れて学習すること。
 
・教科書に充分に目を通してよく理解しておくこと。 
 
・実験、観察、観測に注意し、その手順や結果を順を追ってよく理解しておくこと。
 
・実験等の結果、出たデータや表、グラフをもとに考察したり、計算したり
 することにも慣れておくこと。 
 
・日頃から自然科学の話題について、聞きながすことなく関心を持つこと。 

 

学習院中等科の社会の傾向と対策

 
・地理的分野・歴史的分野・公民的分野の各分野からほぼ均等に出題。 
 
・基礎的な知識を習得しているか、どうかを問います。
 特に時事的なことを単独でとりあげて出題することはない。 

・地理的分野では、地図・統計をどう読み取れるかを出題。
 地図帳で日本の代表的な都市・川・山・山脈・湖がどこにあるか確認すること。
 また、地図帳の後ろには必ず資料・統計が載っているので、勉強しておくこと。
 
・統計は毎年変わるが、丸暗記するのではなく、傾向(たとえばみかんの生産の 
 多い県はどこかなど)をつかめるような勉強をすること。 

・歴史的分野では近現代を重点的に勉強すること。
 応仁の乱以降現代(1980年代ぐらい)までを勉強していれば十分。
 また、歴史を考える上で大事なのは、どうしてそのような出来事が起こったのかを
 原因と結果をセットで考えること。
 
・歴史的事象の原因と結果を説明できるようにしておくこと。

・公民的分野は日本の憲法や政治のしくみを中心に、最近話題になった
 ことがらにもふれながら出題。
 
・難しい用語を覚えることよりも、どのようなしくみかをよく理解しておくこと。
 
・ふだんから新聞に目を通すことも効果的な学習方法。 
 
・漢字で書くべき解答は問題で指定しますが、原則として地名・事件名・
 人物名・用語などは漢字で書けるようにしておくとよい。