女子学院中学校の傾向と対策
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- 法人
- 学校法人女子学院
- 所在地
- 〒 102-0082
東京都千代田区一番町22-10
- TEL
- 03-3263-1711
- 在校生
- 女689名
- 創立
- 明治3年
- 学校長
- 風間晴子
- URL
- http://www.joshigakuin.ed.jp/
女子学院中学校の特徴
桜蔭、雙葉、と並ぶ女子御三家として有名は由緒あるプロテスタントの学校です。
校則というものがほとんどなく、制服も指定のものはない自由な校風ですが、
上級生への挨拶と礼儀は徹底させるなど、教育するところは厳しくする様子です。
中高一貫教育の強みを生かし、じっくりと基礎学力の伸長させることと早期の教育に
よるハードな授業内容の両方にバランスの取れた学習指導をしている学校です。
かなりハードな課題を与えられるが、やるかやらないかは自由。
あれをこなせればかなり実力がつき塾は不要だとの声も多いので、
学校の副教材はやはり魅力的であります。
女子学院中学校の授業カリキュラム
基礎学力の大切な教科を特に重視し、中学校の間は各学年とも国・英・数と標準時間
より1~2時間多くしています。
オリジナルの副教材の質の高さは評判で、全ての科目を全生徒が共通で学びますが、
その一方で習熟度別のクラス編成を一部の教科でするなど、
生徒一人一人に合った授業も設けています。
また受身の学習をただするというよりも、プレゼンテーションやレポートを書く
訓練などもカリキュラムに採り入れており、将来社会に出て通用するための
実用学な領域のも力を入れて教育している学校です。
女子学院中学校の学内情報
11月の聖歌隊コンサート、JG会バザー、12月のクリスマス礼拝など、宗教的な
趣のある行事が多い。また遠足は登山が多いなど女子校にはめずらしい内容の行事も
盛りだくさんとなっています。
女子学院中学校の入試倍率(平成28年度)
試験日 :平成28年2月1日
出願者 :695人
受験者 : 人
合格者 : 人
倍 率 :2.9倍
入学者 :
満 点 :400点
全体平均:
合格者
平均点:
最低点:
女子学院中学校の国語の傾向と対策
入試試験100点/40分
文章量がとても多いです。
対策をしないと、解答までたどり着かないでしょう。
問題文章自体、深く主人公の心情を読み取る必要があります。
また、選択問題自体もそれぞれ細かく物語りの趣旨を読み取る必要がある難題が出題されます。
そして、記述式も出題されており問題内容を全体的に把握できなければ書けないほどの難易度です。
全体的に麻布中学校は、他上位校の中でも最上と言えるほどの難易度になっています。
当校の出題傾向に見られるのは、いかに速読し正解へ無駄なく解答できるかという点です。
まず、教科書レベルの問題にあたり、そして時間を意識して解くようにしましょう。
全体の問題が何分で解けているのかストップウォッチで測りその時間をメモしましょう。
繰り返し解くうちに速読能力は改善していきます。
また、処理能力を上げるために問題文中の質問を外さない答案を作る必要があります。
そのためには、文中にある単語を解答の中に織り交ぜ自分の表現の中に
入れてしまうことがコツになります。
また、慣用句や言い回しなど使えるものは確実に身につけるようにしましょう。
漢字ノートや語句ノートなど使える単語集を作ると効果的です。
いかに普段から過去問で訓練し、本番で的確な表現を生み出せるかが
女子学院中学校絶対合格への鍵です。
女子学院中学校の算数の傾向と対策
入試試験100点/40分
試験時間が40分と短いですが、問題数が多くなっていますので、
解答をスピーディーにしないと苦戦するでしょう。
もちろん、正確性も問われるので国語同様時間をしっかりと測り
常に意識するように心がけましょう。
他の上位校と同様、平面図形が中心に出題されています。
三角柱や四角柱などしっかりと抑えましょう。
計算問題や場合の数、などバランスよく出題されています。
分野も満遍なく抑えるようにしてください。
自分自身が解ける問題を先に解いていく柔軟さも見ているような出題傾向です。
先に書いたとおり、試験時間が40分と短いので解ける問題を先に解きましょう。
これは算数が得意でない生徒には特に大切な方法です。
解答用紙が埋まれば安心できますから、一行問題など先にやってしまうと良いでしょう。
場合分けも基礎的なものが出ていますから優先順位は先になるでしょう。
後半に行くほど問題が難解になっていく傾向があります。
角度の基礎問題も多く出題されています。確実に取れるようにしてください。
算数が得意であれば、計算問題や角度問題を速く解けるように反復練習してください。
後半の平成20年度の大問題8のレベルの円の複合図形の問題に関して、
過去問で似たような類似問題を連続して解くという鍛え方もあります。
過去問を時間より5分~10分で解き、復習する時間を持つ訓練をしてください。
過去問を反復練習していくことが、女子学院中学校絶対合格への鍵になります。
女子学院中学校の理科の傾向と対策
入試試験 100点/40分
問題のレベルは基礎から標準程度です。
本校について4教科の中では一番取り組みやすいため確実に得点源にしていきましょう。
国語と社会では非常に難度の高い問題が出題されていますから、
理科は準備をしっかりしていくようにしてください。
傾向的には、生物分野・地学分野は基礎的な知識問題が多数出題されています。
問題の出題傾向として図を書く問題は毎年出題されています。
基礎レベルがしっかりと出来るのかを確認するような問題傾向です。
基礎的な出題が多い分、本校の理科は外すことが出来ません。
塾のテキストなど日々の勉強がそのまま反映されるでしょう。
生物分野からは昆虫の問題、また、化学・物理分野からは「物が見える」という
切り口から反射角と入射角を問う出題がされています。
日の出と日の入りを作図するような問題も出ているために記述や、
作図の問題も意識して取り組むようにしてください。
生物・物理・化学も確実に捉えるようにしてください。
日々の基礎的な学習こそが、女子学院中学校絶対合格には大切です。
女子学院中学校の社会の傾向と対策
入試試験 100点/40分
社会の難易度は本校の国語と同様にレベルが高いものになります。
地理・公民の分野では、時事問題などを取り入れた高レベルのものが出題されています。
今後もこのレベルの傾向は続くものと思われます。
時代背景もしっかりと学習し、知識に終わらない学習態度を求められます。
歴史と地理に関しては、深い知識が問われますから社会が得意な生徒にとっては
この二つの学習で差を付けることができるはずです。
時代背景もしっかりと学習するようにしてください。
また、公民は基礎的な知識問題の出題なので、確実に得点できるようにしてください。
公民に関しては、塾からのテキストや学校の授業を大切にし、尚且つ終わった分野を
過去問で再度学習することで合格点には到達することでしょう。
また、過去問題の学習をする際に気をつけてほしいことがあります。
学校や塾で分野が終わるたびに過去問題で確認を取るようにしてください。
過去問に必ず帰ってくるような学習方法が本校には非常に有効となります。
出題傾向がはっきりと分かり自分がどこを目指して学習しているのか
ゴールが分かることでしょう。
過去問をいかに有効的に活用できるかどうかが女子学院中学校
絶対合格への最短距離となります。