ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 夏に産卵するこん虫
夏に卵を産むこん虫の中で代表的なものに、
カブトムシとセミがあります。
カブトムシは、交尾を終えたメスが土の中ににもぐりこみ、
1個ずつ卵を産み付けていって、
卵をおおうように周りの土ごと脚で押し固めます。
一度に産卵をするのではなく産卵の行動を数回繰り返しながら
20から30個産卵をすることが可能です。
セミは、交尾を終えたメスが枯れ木に行き、
そこに産卵管をさし込んで産卵しています。
その時に、次々と枯れ木の上を移動していって産卵をするため、
セミが産卵した枯れ木は表面にささくれがあるという特徴があります。
余談ですが、
一時期セミが木と間違えて
光ファイバーのケーブルに産卵をするということが起こりました。
これによって、インターネットが使えなくなってしまうという問題が起こったのです。
現在では、ケーブルに改良がくわえられ、こうした被害はほとんどなくなっているそうです。
みなさん、夏に産卵するカブトムシとセミの特徴について
しっかり覚えるようにしましょう。