ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 虫によって花粉が運ばれる花
おしべで作られた花粉はいくつかのやり方でめしべにまで運ばれます。
鳥や水、風や虫など、生き物や自然現象が受粉を助けているのです。
今回は虫ばい花について説明していきます。
虫に花粉を運んでもらう花を
虫ばい花(ちゅうばいか)
とよびます。
虫ばい花には
花びらがつながっている
合弁花(ごうべんか)
花びらがたくさんある
離弁花(りべんか)
の二つの種類があります。
虫ばい花はきれいな色をしていたり、良いにおいを発したりすることが特ちょうです。
これは、目立つすがたやにおいで虫を引きよせ、花粉を運んでもらうためのものです。
昆虫のうち、受粉にとりわけ大きな影響を与えるのがハチです。
ハチはたくさんの種類の植物の受粉に関わっています。
アインシュタイン博士はかつて
ハチが地球からいなくなると人間は4年以上生き延びることができない
といったそうです。
このように、
ハチのような虫たちは私たちの生活にとって必要不可欠な存在なのです。