ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 根のつくりとはたらき
双子葉類では、主根とよばれる太い根を中心として、
そこから側根とよばれる根がたくさん枝分かれしています。
単子葉類では、くきの付け根から同じくらいの太さの根がたくさん出ており、
このような根をひげ根といいます。
根の先たんはどのようになっているのでしょうか。
双子葉類でも単子葉類でも先たんの作りは同じです。
先たんの様子の特徴として、
根かん、成長点、根毛の3点あります。
根かんとは、かべがあつい細ぼうでできていて、
若い細ぼうによって成長点を守っています。
成長点とは、細ぼうの数を増やす役割をもつつくりで、
増えた細ぼうが成長することによって根はのびていきます。
根毛とは、根の先たんから少し上のところで、
表面の細ぼうから出てくる細い毛のようなものです。
根毛は1つの細ぼうでできていて、
根毛がのびることで根の表面積が大きくなります。
みなさん、根のつくりとはたらきについてしっかりと覚えましょう。