ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 小腸
小腸はヒトや動物の体の中の消化器官と呼ばれる部分です。
小腸は太さ3~4cm、長さ6m前後のホースのような形をしています。
この小腸は、上から十二指腸、空腸、回腸に分かれています。
小腸は体の中では3mまで縮み、口でかみくだき、
胃で消化した栄養素の通り道となっています。
小腸の内側は無数のひだで覆われています。ひだで覆われていることにより小腸の内側の表面積は大きくなります。
表面積が大きくなることによって、小腸は食べものによりふれることができ、多くの養分を吸収することが出来ます。
小腸が縮むことによって消化液が食べ物とよく混ざり、消化と吸収が良くなります。
また、収縮運動は食べ物の消化と吸収を良くするだけでなく、
食べ物を少しづつ動かしていく役割も果たしています。
消化された食物が小腸を通るときに、食物に含まれる様々な栄養素が小腸から
吸収される事で体を動かしたり成長するためのエネルギーとなります。
この小腸の働きをよく覚えておいて下さい。