ノア式予習シリーズ学習法 5年算数 割合 線分図を一本にすべき場合
中学受験生のみなさん、こんにちは。
今日も、引き続き相当算についてみていきましょう。
問題
男子は学校全体の3/5より40人少なく、
女子は学校全体の3/7より24人多い。女子の人数は何人ですか?
このような問題は、一見すると、
男子の線分図と女子の線分図の2本の線分図を書きたくなってしまいます。
しかし、実は、この問題は、
1本の線分図で書いたほうが効率的なのです。
理由は簡単です。
男子も女子も、学校全体の人数を「全体」として考えているからです。
線分図を2本にする場合は、「全体」「残りの」などように、
問題が進むにつれて「全体」が2つ出てくる場合でした。
このような場合には、線分図が2本ないと、まとめにくいと思います。
逆に、今回の問題のように、
全体がひとつしかない場合には、
1本の線分図で書いたほうが、
効率よく解答にたどり着けるのではないでしょうか。
相当算の上達のコツは、
問題文をみて、線分図の本数を正しく理解する
ことに尽きるのではないでしょうか。
それでは、実際に1本の線分図で解いている状況を、
動画で詳しく確認していきましょう。