ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 指示語の内容を把握する
中学受験の国語においての基本であり、
ほとんどの学校で出題されているのが指示語の問題です。
指示語とは、「これ、それ、あれ、どれ」
という、文章中のどこかの部分を指し示している言葉であり、
こそあど言葉とも言いますね。
指示語が指し示す内容を正確にとらえることは
文章読解を行う上では不可欠です。
特に説明文においては、設問として問われるということだけではなく、
指示語の内容を取り違えると文章の意味を
まったく異なって理解してしまう可能性があります。
指示語をしっかりと理解するために以降のことがらに
注意していきましょう。
1.指示語の内容は基本的には直前から探す。
2.指示語とそれを指す内容との距離を考える。
3.指し示しているものがひとつなのか、複数なのか考える
4.記述のする際は文章の終わり(文末)を名詞化する
※どのようなことでしょうと聞かれた場合は
「~こと」としなくてはなりません。
5.指示語の前後にある言葉に注意して、
かならず当てはめて意味が通るかを確認する。
指示語の問題を考えるときは、
この五つのことがらに注意して、
ていねいに文章をたどっていきましょう。