ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 俳句の作者は何をみているのか
俳句は、作者が自分の体験を直接詩にして、
感動を読んでいます。
だから、作者の立場に立って、
どんなところで、どのように、
何をみているのを正しくとらえるようにしましょう。
例えば「鶯や前山いよゝ雨の中」
(うぐいすや まえやまいよよ あめのなか)
(水原秋桜子)
という俳句があります。
この俳句では、作者はうぐいすの声を聞きながら、
春雨にけむってだんだん見えなくなっていく
家の前にある山を眺めています。
このような情景をしっかり理解することで、
春の雨が降る中に聞こえる鶯の声を
想像して、作者の気持ちを考えてみましょう。