ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 俳句の感動のとらえ方
俳句は五音・七音・五音、三十一音からなる定型詩です。
短い言葉の中から、作者の感動の中心がどこにあるのかを
的確にとらえ、どのような情景が描かれているのか、
具体的に考えることが重要になります。
情景を想像し、作者がどのような出来事に
心ひかれているのかをしっかり考えるようにしましょう。
そのためには、季語をさがし、
季節の感じ、つまり、四季折々に感じられる素晴らしさを
心の中で育ませることが大切です。
また、切れ字に注意して、作者の感動の中心を
的確にとらえ、どのような部分に感動しているのかを
考えるようにしましょう。
俳句は、短い言葉で奥深い印象を与えるために
様々な表現技法が用いられています。
詩、短歌と同じように、倒置法、体言止め、
省略法などの技法がよく用いられていますが、
このような表現の工夫が、使われているところには
感動がこめられています。
だから、表現技法の使い方と効果を
正しく理解することは、
俳句を学ぶ上での基本的なものだと
考えてもいいでしょう。