ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 八十八夜
「夏も近づく八十八夜」という歌があるとおり、
この言葉を耳にしたことがある人も多いと思います。
また、二百十日(にひゃくとおか)、二百二十日(二百二十日)
などという言葉もあります。
これらの数字は、立春、つまり、春の始まりとされる、
二月四日ごろから数えた日数を表しています。
八十八夜は、現行太陽暦で、五月二日ごろで、
農家では、種まきや茶摘みなど
農作業に忙しい時期とされます。
立夏、つまり、五月二日ごろより前ですから、
春の季語となります。
二百十日は、九月一日ごろ、二百二十日は、
九月十一日ごろですね。
どちらも台風がよく来る時期とされます。
俳句にもよく登場する言葉ですが、
秋の季語となります。
このような昔の日本人の生活の中から生まれた、
言葉を知識として蓄えることは、
中学受験の国語において欠かせないものなのです。