ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 俳句 季語と切れ字
・季語
俳句は、日本の四季をうたうものなので、
一句の中に必ず、季節を表す言葉(季語)を入れることになっています。
季語は旧暦(昔の暦)をもとにしているので、現在の季節とは約一か月ずれています。
春→旧暦(1月から3月)現在の2月から4月
夏→旧暦(4月から6月)現在の5月から7月
秋→旧暦(7月から9月)現在の8月から10月
冬→旧暦(10月から12月)現在の11月から1月
俳句の中には現在の季節とは違うまぎらわしい季語が
いくつか登場しますので、旧暦の暦が現在のいつにあたるのか、
しっかりと確認しましょう。
・切れ字
俳句には「や」「かな」「けり」「ぞ」など、
意味の切れ目に使う特別な言葉があります。
これを「切れ字」と言います。
切れ字は作者の感動の中心を表し、
句全体を引き締める役割をはたしています。
また、切れ字の入っていない句は、
第三句に感動の中心になることが書かれています。
切れ字は句の中に必ず入れなくてはならないということではありません。
しかし使う場合には一句にひとつというきまりがあります。