ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 物語文の読み進め方
物語文の読解において、もっとも大切なことは、
場面の変化を正しくとらえ、
それに伴う主人公の心情の変化に注目することです。
場面の変化は以下の4つで分けられることができます。
➀だれが(登場人物の変化)
②いつ(日時、時間の経過の変化を表す言葉)
③どこで(場所や場所の変化を表す言葉)
④どうした(何が起こったか、事件、出来事)
つまり、この四つのポイントをとらえた
ひとつのまとまりを場面といいます。
場面ごとの物語の展開、登場人物の心情の変化を理解することが、
物語文の内容理解の基本になります。
5年上第3回基本問題の本文の内容を正しくとらえ、
主人公である「幸枝」の行動、舞台となる場所に注目し
変化をとらえるようにしましょう。
ささいなことから父と娘(幸枝)はけんかをしてしまいます。
どちらも納得できずに、もやもやした気持ちのまま、
時間だけが過ぎていきます。
それでも、二人とも仲直りをするきっかけを探し続けていました。
普段の日常に垣間見られる自然なやりとりを通じ、
互いの気持ちを思いやる父と娘の絆の強さが
どのように描かれているか考えていきましょう。