社会語呂合わせ アルプス一万尺シリーズ ~文学史~
万葉初の和歌集
古事記に日本書紀
源氏は紫 枕の少納言
平家は琵琶法師
兼好徒然
御伽草子に 太平記
文学史は国語でも出題されるので、きっちり覚えて得点源にしましょう。
まとめのノートを作る場合には、
時代 ⇒ ジャンル ⇒ 作品名 ⇒ 作者
の順でまとめるとよいです。
鎌倉時代の『平家物語』が平氏の栄枯盛衰(えいこせいすい)をほぼ史実に
もとづいて書かれているのでよく勘違いされるのですが、平安時代の
『源氏物語』は完全なつくり話です。主人公の光源氏は藤原道長がモデルだと
言われていますが、紫式部はそのことについて何も残していないので、
真相は闇のまま…
御伽草子(おとぎぞうし)は作品の名前ではなく、『浦島太郎』、『ものくさ太郎』
など、庶民の読み物として親しまれた物語の総称です。
平家物語を語り継いだ琵琶法師。これは、1人の僧侶の名前ではありません。
生まれつき目が見えないというハンデを背負った人間が生きていくために
琵琶の奏法を身につけ、『平家物語』という歌詞に曲をつけ、道行く人々に
聴いてもらい、日銭を稼いでいた… 鎌倉時代のストリートミュージシャンです。