ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 風向 中学受験専門プロ個別指導塾ノア
季節や時間に固有の風向
風向によって風の性質も異なります。
季節に固有な向きの風を季節風といいます。
日本では特に冬の季節風が、実際には北西の風ですが、
北風として単なる風向き以上の意味で使われています。
また、地域ごとにある方向からの風を山の名を付けて呼ぶことが
あります(六甲おろし・岩城おろし・比叡おろし等)。
また、1日の中で昼間は海から、夜は陸から海に向かって風が吹き、
それぞれ海風、山風といいます。
個人にとって、風向は進行方向との関係で決まります。
進行方向から吹くのを向かい風、進行方向へ向かって吹くのを追い風
といいます。左右からの風は横風です。
進行する場合、追い風では早くなり、向かい風では遅くなります。
風向きとは風が吹いてくる方向のことを言います。
風向きを表す方向は東西南北の4方位だけではなく、
その間の北東・南東・南西・南東を加えた8方位、
さらに細かくして16方位で表すこともあります。
例えば、
南から北に向かって吹く風は南風、
北から南に吹く風を北風となります。
風向きを表す方向は東西南北の4方位だけではなく、
その間の北東・南東・南西・南東を加えた8方位、
さらに細かくして16方位で表すこともあります。
風向きを計る機械には風向計と矢羽型風向計があります。
みなさん、
風向きのことだけではなく方位についてもしっかり確認しましょう。