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ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 風のはやさ 中学受験専門プロ個別指導塾ノア 

風の速さを風速と言います。
 
風速は、
 
空気が移動した距離(m)÷かかった時間(秒)
 
で求め、
 
毎秒何メートル(秒/m)
 
で表します。
 
 
たとえば、1800mの距離を、100秒間で空気が動いたら、
 
1800÷100=毎秒18mが風速となります。
 
   
風速が速いほうが、より激しく風が吹いていることを意味します。
  
風速がおそい場合は、風はあまり吹いていないことを意味します。
 
 

風力は全部で、風力0から風力12までの、13段階
 
 
があります。
  
風力12が最大なので、全部で12段階だと間違えやすいのですが、
  
風力0があるので、実は13の段階があります。
 
 
 
台風は、最大風速17.2m以上、風力8以上のものをいいます。
 
ニュースの天気予報では「風速◯◯メートル」としか言いませんが、
 
 
「風速◯◯メートル毎秒」が正式な言い方
 
 
です。
 
つまり、「空気が1秒間に進む距離」を示していいます。
 
 
 
風速17m毎秒とはいったいどれくらいの速さかというと、
 
3600倍して時速に直すと時速61.2kmとなります。
 
これが台風のうちで最も弱いものの風の強さです。
 
 
 
風速20m毎秒だと歩くのにも苦労します。
 
20m毎秒は、3600倍して時速に直すと時速72kmになります。
 
高速道路を時速72kmで走っているときと同じ強さの風を体に受けるのですから、
 
まともに歩けなくなるわけです。