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ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 湿度 中学受験専門プロ個別指導塾ノア

夏の暑い日、コップに氷水を入れておくと、周りに水てきがつきます。
 
これは、
 
コップの周りの空気が、
 
コップの中の冷たい水によって冷やされた際、
 
空気中に含まれる水蒸気が水滴のなったもの
です。
  
つまり、空気を冷やす(気温をさげる)と空気中の水蒸気が液体の水となるのです。
 
 
  
このように
 
空気中に含むことができる水蒸気の量は、気温によって決まっていて、
 
気温が低いと多く含むことが出来ず、
  
気温が高いほど多く含むことが出来ます。

 
 
 
この空気に含むことの出来る水分の量をしつ度といいます。
 
 
しつ度を測るには、かんしつ球しつ度計などを使います。
 
かんしつ球しつ度計は、かん球は気温を示し、
 
しつ球は水をふくむ布に包まれていて、水が蒸発するとき熱をうばうので、
 
かん球よりも低い温度を示します。
 
 
しつ度は、しつ度表を使って求めます。
 
例えば、かん球が24℃、しつ球が20℃のとき、
 
かん球としつ球の示度の差は4℃です。
 
しつ度表から、しつ度は68%(パーセント)とわかります。
 
  

しつ度は、晴れた日、気温が高くなると、しつ度は低くなり、
 
気温が低くなると、しつ度は高くなります。
 
晴れた日は、気温としつ度の変化は逆になります。
 
雨の日は、一日中しつ度が高くなっています。