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ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 冬の天気

冬の天気の特ちょうは、
 
低気圧が日本の北東へと移動し、
 
大陸から高気圧が張り出してくることです。
 
このことを「西高東低」といいます。
 
西高東低とは、
 
高気圧が西側に高気圧、東側に低気圧がくる気圧配置のことです。
 
この気圧配置は冬に見られるものです。
 
冬になると西高東低の気圧配置になるのには理由があります。
 
北半球は冬に気温が下がります。
 
空気は冷えると重くなります。
 
つまり、シベリアや中国の内陸部などの西側で高気圧になるのです。
 
一方、太平洋の上側は冬になっても気温がそれほど下がりません。
 
太平洋の地域は海で覆われているのがその理由です。
 
その結果、この部分は低気圧になります。
 
冬の時期は大陸から北西の季節風が吹きます。
 
その影響でその季節風が当たる日本海側では
 
大雪や雨の日が多くなります。
 
一方、太平洋側ではかんそうした空気が流れ込み、
 
晴の日が多くなります。
 
冬の天気がどのようになっているのか、
 
「西高東低」の配置についてしっかりと覚えましょう。