中学受験専門プロ個別指導塾ノア

ノア式予習シリーズ学習法 5年算数 仕事するだけが仕事算じゃない!

中学受験生のみなさん、こんにちは。
今日は、仕事算の問題について考えていきましょう。
 
仕事算を行う際に最も気をつけないといけないことは何か。
 
それは、何を1にするか考える
ことです。
 
※問題によっては与えられているものもあります。
その場合は問題に従いましょう。 

 
では、具体的にみていきましょう。
 
問題
  
5人で電車に1時間乗りました。
 
席が3つしかあいていなかったので、交代で同じ時間ずつすわることにしました。
 
1人がすわる時間は何分ですか。
 
 
 
解答

まず、1つの席に1時間ずつ座ることができます。
 
ここで、聞かれている答えに注目してください。
 
「1人がすわる時間は何分ですか。」
 
「何分」と、単位が分ですので、1時間を60分に直すことが重要です。
 
細かいところですが、
 
答えの単位に合わせる
 
ことが、速く正確に解くための、ひとつのコツになってきます。
 
どの問題でも意識していきましょう。 

さて、ひとりにつき60分ずつすわることができます。
 
そして、席が3つありますから、
 
座ることのできる時間の合計は、
 
60×3=180分 といえます。
 
つまり、今回は、1分を1として考える問題、といえそうです。
 
問題で与えられていますので、素直に従いましょう。
 
この180分を、5人で分ける、と考えてください。
  
そうすると、1人が座る時間は、
  
180÷5=36分
 
と求めることができますね。
 
当たり前ですが、
仕事をするだけが仕事算ではない
 
のです。
 
仕事算には比較的、
 
いろんなパターンがありますので、仕事算の発想が使えないか、
 
つねに目を光らせるようにしましょう。

それでは中学受験絶対合格目指して、がんばろう!