ノア式予習シリーズ学習法 理科 熱量の計算演習
【問題】
例1
90℃の湯200gのなかに10℃の水を何g入れたら
温度を60℃に下げることができますか。
ただし、水以外の熱はあたえられない物とします。
例2
80℃の湯100gよ20℃の水300gを混ぜたら、何℃になりますか。
【解説】
例1
温度を変化させるのに必要とする熱量は、
水または湯の重さ×温度の変化で求められます。
90℃の湯を60℃に下げるには、
200×(90-60)=6000カロリーが
必要となることが分かります。
その熱量を10℃の水にあたえればいいので、
水の重さを□としておき、
□×(60-10)=6000カロリーとなり、
□=6000÷50=120gとなります。
例2
80℃の湯と20℃の水の熱量の差は、
100×(80-20)=6000カロリーとなります。
この熱量が両方に与えられていると考えると、
6000÷(100+300)=15℃高められていると分かり、
水20℃+15℃=35℃となります。
みなさん、熱量を計算して求められるようにしておきましょう。