ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 星座と星 中学受験専門プロ個別指導塾ノア
夜空を見上げると、明るい星、暗い星、キラキラ輝く星
赤い星、青い星、黄色い星・・・
など、星にもいろいろ表情があることに気が付きます。
これは星が自ら光を発しているからです。
このように
太陽のように自分で光を発して輝いている星
の事を恒星(こうせい)と言います。
夜空には、このほか太陽系の中の地球の兄弟星である
惑星も輝いています。
星座はすべて恒星(こうせい)によって作られています。
七夕の時期になると見られる天の川も無数の恒星が集まったものです。
星座は全天に88もの数あり、
そのうち日本ではおよそ50の星座を見ることができます。
太陽より大きな恒星!
夜空に見える小さな恒星はどのくらいの大きさなのか、
地球や太陽、木星(惑星)と比較してみましょう。
太陽の直径は、139万㎞で、地球を横に109個並べられる大きさです。
そして、太陽系で一番大きな木星(惑星)の約10倍です。
それに対して、恒星である、おおいぬ座のシリウスは太陽直径の1.8倍、
うしかい座のアルクトゥルスは太陽の24倍です。
さそり座の1等星アンタレスは太陽の230倍で、
くじら座のミラは太陽の440倍。
オリオン座のベテルギウスになると、なんと太陽の700倍以上になります。
恒星は太陽の仲間で、地球よりはるかに大きいですが、
私たちからは小さな光の点に見えます。
それだけ恒星は遠いところに存在しているのです。