ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 北極星 中学受験専門プロ個別指導塾ノア
北極星は、北半球にある土地で見ることができ、
南半球では見ることは出来ません。
北極星は北斗七星やカシオペヤ座を利用して
見つけることができます。
北極星を見つける方法の中で、最もよく知られたものは、
北斗七星を目印にする方法です。
北斗七星は大きな柄杓(ひしゃく)の形をしていますが、
北斗七星の柄杓の先端の二つの星の間隔を、
口が開いた方向に5倍延長すると、そこに輝く北極星が見つけられます。
北極星の高さは、その土地の緯度によって決まります。
例えば、北緯36度の位置にある東京では、
地平線との角度が36度の高さで見ることができます。
地平線から北極星を見上げた角度は緯度と同じになります。
昔から北極星は、緯度を簡単に測ることに利用されてきました。
北極星はほとんど真北にありますから
それを見上げる角度はその見上げた位置の緯度をあらわすことになります。
船で北へ北へ進路を取り北極星が真上にきたら
そこは北極に来たことになるわけです(北緯90度)。
南へ進路を取り進みますと北極星はだんだん低くなって
赤道の位置(北緯0度、南緯0度)では
水平線上ぎりぎり見えるか見えないかのところに来るわけです。