中学受験専門プロ個別指導塾ノア

中学受験専門プロ個別指導塾ノア式予習シリーズ 5年理科 月の位置

月は地球の自転によって、東から西へ動いて見えます。 
 
しかし、日がたつにつれて、同じ時刻でも月が見える位置は少しずつ東へ
 
と動いていきます。
  
なぜ、月の位置は同じ時刻でも変わるのかというと、
 
月が西から東へと公転していることと関係しています。
 
月は毎日 約50分遅れて昇ってきます。
 
 
 
昔の人々は,満月を過ぎてのぼってくる月に対して
 
一夜ごとにそれぞれに次のような名前をつけていました。
 

 
月齢15・・・ 十五夜=満月「望月(もちづき)」
 
月齢16・・・「十六夜(いざよい)の月」
なかなか昇ってこないという意味の「いさよう」が語源。
 
月齢17前後・・・「立待月(たちまちづき)」
立って待っていると昇ってくるということでつけられた名前。
 
月齢18前後・・・「居待月(いまちづき)」 座って待っていると昇ってくる。
 
月齢19前後・・・「寝待月(ねまちづき)」「臥待月(ふしまちづき)」
寝ながら待っていると東に見える。
 
月齢20前後・・・「更待月(ふけまち)月」 夜もふけてから昇ってくる月。
 
 
昔のひとはよく月を愛でていて、月の出がずれていく様子を面白く表現しています。