中学受験専門プロ個別指導塾ノア式予習シリーズ 理科 南中時刻のずれ
月の南中時刻のずれは、地球の公転の周期と
月の公転の周期を使って考えることができます。
地球の公転の周期は1日に
約1度(360÷365)東に動きます。
月の公転の周期は約27.3日ということから、
1日に約13度(360÷27.3)に西へ動くよう見えます。
これらのことから、月は1日に約12度(13-1)
東へ動いて見えることになります。
また、地球は1時間で15度動いているので、
1度動くのに4分(60÷15)かかることになります。
このことから、12度の違いは約50分(4×12)ということになります。
ただ、月の動きは必ずしもきまっていないので、
実際は約25~75分になります。
みなさん、月の南中時刻のずれについてしっかりと覚えましょう。