ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 秋の木
秋が深まっていくにつれて、
イロハモミジやイチョウなどは気温が低くなる場所から
順に葉の色を変えていきます。
これを紅葉、黄葉(こうよう)といいます。
紅葉は葉の色が紅色になり、黄葉は黄色になります。
葉の色が変わると、その葉は落葉し冬芽だけが残ります。
季節が夏を過ぎると、太陽の光は少しづつ弱まっていきます。
植物は光合成をしています。
太陽の光が弱まると、
光合成によって得ることができる栄養分の量も減ります。
そこで、植物は葉を落とすことによって、
植物に使われる栄養の量を節約しているのです。
このような樹木を落葉樹といいます。
紅葉するものには、
ヤマモミジ、イロハモミジ、ニシキギ、ツタがあります。
黄葉するものには、
イチョウ、ポプラ、ケヤキがあります。
一方、マツやツバキなどのように緑色の葉を残したまま
冬をむかえるものもあります。
このような樹木を常緑樹といいます。
また、クヌギやコナラ、クリ、ヤマブドウなどのように身を熟するものもあります。
みなさん、秋の木についてしっかり覚えるようにしましょう。