ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 夏に鳴くこん虫
夏に鳴く昆虫といえば、セミが真っ先に思い浮かぶと思います。
夏はセミの鳴き声で始まり、セミの鳴き声で終わると言っても良いかもしれません。
驚く人もいるかもしれませんが、
すべてのセミが鳴いているわけではありません。
実は鳴いているのはオスのセミで、メスは鳴き声を出していないのです
オスはメスを誘うためにお腹の中にある発音帯から鳴き声が出しています。
とても面白いところですね。
日本には多くの種類のセミがいます。
そのうち、皆さんが思い浮かべるセミはおそらくアブラゼミでしょう。
アブラゼミはセミの中でも特に大きな鳴き声を出します。
関東地方では、ニイニイゼミ、ヒグラシ、アブラゼミ、
ミンミンゼミ、ツクツクボウシが見られ、
関西地方ではこれらのほかにクマゼミが見られます。
ヒグラシの鳴き方はカナカナカナ、
アブラゼミの鳴き方はジージー、
ミンミンゼミの鳴き方はミーンミーン、
クマゼミがシャアシャアと鳴きます。
みなさん、夏の鳴くこん虫についてしっかり覚えるようにしましょう。