ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 こん虫の冬ごし
こん虫は、周りの温度が変わるごとに
自らの体温もそれに合わせて変化させています。
そのため、温度変化が小さいところを選んで、
冬を越そうとする特ちょうがあります。
同じこん虫といっても、たまご、幼虫、さなぎ、成虫のようにさまざまな姿、
そして、土の中や落ち葉の下、木の枝や幹、水の中、雑木林や巣の中というように
さまざまな場所で冬を越します。
たまごの状態で冬を越すものにバッタ、コオロギ、カマキリがあります。
バッタとコオロギは土の中や落ち葉の下で、
カマキリは木の枝や幹で冬を越します。
幼虫の状態で冬を越すものにカブトムシ、セミ、ギンヤンマがあります。
カブトムシとセミは土の中や落ち葉の下で、
ギンヤンマは水の中で冬を越します。
さなぎの状態で冬を越すものにアゲハ、モンシロチョウがあります。
アゲハとモンシロチョウはともに木の枝や幹で冬を越します。
成虫の状態で冬を越すものにナナホシテントウ、アリ、ミツバチがあります。
ナナホシテントウは土の中や落ち葉の下で、
アリとミツバチは雑木林や巣の中で冬を越します。
みなさん、こん虫の冬の越し方についてそれぞれ覚えましょう。