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ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 バットの重心を支点にしない

太さが一様ではないバットの重心に支点を置かない状態だと、
 
つり合いはどのようになるのでしょうか。
 
バットの太い部分を右側にしたときに、
 
中心を支点とすると右側が下がるということが分かります。
 
それは、バットのように太さが一様ではない棒だと、
 
重心は棒の中心ではなく太くなっている部分になっているのです。
 
では、バットの重心を支点としない場合につり合いをするには、
 
どのようにすればいいのでしょうか。
 
それは、バットの細くなっているところのある場所に、
 
適切なおもりをつるしてあげればいいのです。
 
例えば、支点と重心までのきょりが10cmだったとします。
 
そして、バットの重さが50gだったとします。
 
すると、この重心には50gのおもりが
 
ぶら下がっていることと同じということになります。
 
なので、支点からバットが細くなっている部分に向かって
 
10cmのところに50gのおもりをつるせばつり合いが起こります。
 
みなさん、重心を支点にしない場合のつり合いについてしっかりと覚えましょう。