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ノア式予習シリーズ学習法 算数 見えない図形は心眼で解け!

受験生のみなさん、こんにちは。
 
今日は、プリントされた図形の見えない部分を知る方法について確認しましょう。
 
例えば、サイコロがひとつおいてあって、上の目が6、だとします。
 
このとき、見えている目の和はいくつでしょうか。 
  

ひょっとすると、6しか見えていないのだから、その情報だけでは、
 
目の和はわからないと思うかもしれません。
 

ですが、
 
サイコロの向かい合う目の和は7
 
なので、
 
6が真上にあるということは、
 
1がその真下にあって隠れているということがわかります。
  
ひとつの絶対が決まると、他の書かれていない絶対も決まる
 
でしたね。
 
ですが、2,3,4,5の目がどこに位置するか、まではわかりません。
 
でも、実は、それはどうでもいいのです。
 
きかれているのは「サイコロの目の和」なので、
 
サイコロの向かい合う目の和は7
 
を使えば、2,3,4,5の位置に関係なく、それぞれの和は7とわかりますので、
 
目の和は7+7+6=20
 
とわかります。
 
こうした問題で、本当に大事なことは、
 
「2,3,4,5はどこにあるか、
わからなくてもよい」
 
と見抜くことができる、こころのめを養うことです。
 
ノア式学習法では、これを
  「心眼」
 
と呼んでいます。
 
それでは、具体的に問題を見ていきましょう。
 
今回は、予習シリーズ算数4年上 第15回 から一題選んでみました。