ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 花の4要素③めしべ
めしべは花の中心にあり、成長して種子になる胚珠がある部分です。
めしべには部分ごとに名前があり、それぞれ子房、花柱、柱頭
といいます。
それぞれの部分について、少し詳しく見ていきましょう。
まずは子房。
子房は一番茎に近く、ふくれた部分のことを指します。
子房は受粉後に果実になります。
柱頭は先端の部分です。
ここにおしべで作られた花粉がたどり着くと受粉がおきます。
植物によっては柱頭から粘液を出すことで、
花粉をくっつきやすくしている種類もあります。
花柱は真ん中にある細長い部分です。
花柱は柱頭と子房をつなぐ役目をしています。
胚珠が子房に包まれている植物を被子植物といいます。
被子植物の仲間にはキクやラン、イネなどが含まれます。
これに対して、胚珠がむき出しになっている植物が裸子植物です。
裸子植物の仲間にはソテツやイチョウ、マツなどが含まれます。
めしべの各部分の名前と役割をよく覚えておきましょう。