ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 呼吸
呼吸は生物が行うエネルギーを作るための活動です。
さて、呼吸によってエネルギーが作られるとはどういう意味でしょうか?
生物は体の中にある栄養分を分解して、それをエネルギーに変えています。
栄養分を分解してエネルギーを得るとき、
同じ量の栄養分を効率よくエネルギーに変えることが求められます。
これに使われているのが酸素です。
酸素を使って栄養分を分解すると、たくさんのエネルギーを得ることができるのです。
そのため、呼吸はとても大切な生命活動だといえます。
ではどのような生物が呼吸を行っているのでしょうか。
想像しづらいのですが、動物だけでなく植物も呼吸をしています。
動物は肺やえらで呼吸を行いますが、植物は葉やくきなど体全体で呼吸しています。
しかし、植物は種子の状態の時にはほとんど呼吸をしません。
植物の呼吸がさかんになるのは、発芽の時と開花の時です。
これらの時に、植物は呼吸を行って大量のエネルギーを作り出します。
このエネルギーによって、芽を伸ばしたり、花を咲かせたりします。