ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 肝臓のしくみ
かん臓は人の持つ臓器の中で最大の臓器です。
大人になると肝臓の重さは1000グラム以上となります。
例えば、心臓はおよそ200~300グラム程度、
膵臓は60~90グラムであることを考えると
肝臓がどれほど大きな臓器であるかを理解することができます。
このように体重のおよそ3パーセントを占める肝臓は
私たちの体の中で様々な働きをしています。
かん臓のはたらきは判っているだけでも
500種類以上あり、
人間が生きていく上で非常に重要な働きを持っています。
例をあげると、かん臓でつくられるたん液は脂肪を細かい粒にして
吸収しやすくするはたらきを持っています。
他にも体に悪いものを体の外に出すはたらきや、栄養素を
使って体を作り替える働きなどを持っています。
また、肝臓には再生能力があります。
手術などで切られても数か月程度で元の大きさにまで戻ります。
このような肝臓の働きをしっかりと覚えておきましょう。