ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 小腸の消化のしくみ
口の中に入った食べ物は食道を通って胃に向かい、
その後、小腸、大腸を通過して最終的に便として排出されます。
食べ物は胃や腸などの消化管で消化、分解されます。
今回は小腸の働きについて見ていきましょう。
小腸は最も長い消化器官です。
全消化器官のおよそ8割を占める長さを占める小腸は
胃や十二指腸ですでに消化された食べ物を更に分解して、
栄養を吸収しています。
小腸には胃で消化された食物などが運ばれてきます。
小腸に運ばれた消化物は、すい液や腸液、たん液といった消化液が流れています。
十二指腸と呼ばれる、胃と小腸の間の器官で出されたすい液やたん液などの消化液には
酵素と呼ばれる、物を分解する働きを持つ物質が含まれ、
小腸に運ばれてきた食物はタンパク質や脂肪、でんぷんといった栄養素の状態まで
分解され吸収されていきます。
この小腸の消化のしくみをよく覚えておいてください。