ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 消化のしくみ
植物は光合成をすることによって、栄養分を作り出しています。
自給自足の生活をしている植物とは異なり、
私たち人間やその他の動物は口を通して
食べ物を取り込むことによって栄養を取り入れる必要があります。
ご飯やお肉、野菜などには栄養が含まれており、
これらを体の中で吸収しています。
しかし、食べ物の中には
中にはそのままでは消化できない栄養素があります。
例えばデンプン、タンパク質、しぼうなどはそのままでは消化吸収
することができません。
これらの栄養素は、胃や小腸などの内臓にある消化液で消化吸収
されやすい形に変えられ、体に吸収されます。
具体的に見ていきましょう。
例えば、でんぷん。
お米などに含まれているデンプンですが、この状態だと体の中でうまく吸収できません。
そのため、口の中に入れた時、
だ液によってブドウ糖に分解されます。
だ液の中にふくまれており、デンプンの分解を助ける酵素のことを
アミラーゼといいます。
このように、
食べ物が分解されることによって
吸収されやす状態に変わります。
この仕組みをよく理解しておきましょう。