ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 消化酵素の性質
消化酵素は栄養素を消化・吸収しやすくする役目を持った物質の事です。
例として、だ液の中にふくまれるアミラーゼは、米やジャガイモなどにふくまれる
デンプンを分解し、糖に変えることができます。
アミラーゼとは、でんぷんをブドウ糖に分解する消化酵素です。
アミラーゼの主要な産生臓器は膵臓と唾液腺ですが、肝臓、小腸、卵管、肺、心筋など、
体内のさまざまな臓器に存在することが知られています。
これは、デンプンではそのままでは消化できないために、消化しやすい糖に
変えるはたらきと言うことができます。
消化とは、食物中の成分を分解して、体のなかに吸収しやすい形に変化させる過程のことで、
消化器官は、食物を消化し、必要な養分を体に取り入れるはたらきをする部分のことです。
消化酵素は、消化液に含まれ、栄養を分解し、吸収しやすい形に変える物質で、
体温に近い温度で最もよく働きます。
消化酵素はこのように物質を別の物質に変えて、体に吸収しやすくしてくれます。
このはたらきをよく覚えておきましょう。