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ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 季語を見抜く

次のものを春夏秋冬の順に並べかえなさいという問題です。
一番の問題を見てみましょう。
 
ア 野分
イ 風光る
ウ 凩 
エ 風薫る
 
春夏秋冬の順に並べなさいという条件がありますから、各季節にア~エがそれぞれ当てはまることを意識していくとよいでしょう。
分かりやすいものから決めていくと、選択肢が少しずつ消去されていき、解きやすくなりますね。
 
一番わかりやすいのは「凩」でしょうか。冬の冷たい風ですね。
そうすると「野分」。台風のことですから秋ですね。
さてさて、もしもここで野分が台風のこととわからなかった場合には、残りの選択肢を先に見ていくとよいでしょう。
「風光る」と「風薫る」。
風が光る方が春です。冬が終わり、輝かしい季節が始まるイメージでしょうか。
風が薫るのは夏です。葉が生い茂り、青々とした香りに満たされるイメージでしょうか。
このあたりは、皆さんも持っているはずの日本人としての感性、今まで四季ある日本で生活をしていく中で磨かれた感性を活かして、何とか解答にたどり着きたい問題ですね。
 
イ → エ → ア → ウ 
ですね。
 
動画で取り上げているのは、短歌と俳句です。
季語をしっかりと見分けて、季節を見極めていきましょう。