ノア式予習シリーズ学習法 ５年算数 やりとり算の基本 合計金額が等しい場合
中学受験生のみなさん、こんにちは。
今日は、割合の一分野である、「やりとり算」についてみていきましょう。
問題
AとB ふたりのもっているお金の合計は、８００円です。
Aの持っているお金の1/3をBにわたしたところ、
AとBの持っているお金の合計は等しくなりました。
やりとり算の基本は、
やりとりの前後で、合計金額は変わらない
ことに注目してあげることです。
この問題では、
やりとり後も８００円
あることに気づけるかどうかが、勝負の分かれ目です。
やりとり算の考え方は、倍数算や分配算など、
割合分野の他の特殊算にも応用できるので、
しっかりとおさえておくようにしましょう。
さて、この問題には、もうひとつポイントがあります。
それは、
やりとり後の二人の金額は等しい
ことです。
上で確認したように、やりとり後の合計金額は８００円ですから、
やりとり後のAとBの金額は、ふたりとも、８００÷２＝４００円
であることがわかります。
このように、「やりとり算」といえば絶対に外せないポイントと、
文章を読んで理解するポイントの、両方を外さないようにすることが、
中学受験算数の勉強では大切です。
中学受験ノアでは、この２つのポイントを、すべての生徒に徹底的に指導しています。
それでは、受験生のみなさん、頑張っていきましょう。
より詳しい解説は動画で・・・。
