中学受験専門プロ個別指導塾ノア

ノア式予習シリーズ学習法 6年算数 ふたつの「比例式の計算のやり方」

中学受験生のみなさん、こんにちは。
 
今日は、「比」の計算方法について確認していきましょう。
 
2つ以上の比でできた式を

   「比例式」
 
といいます。
 
比例式には、2つの解き方がありますので、
 
どちらの方法でも解けるように練習
 
しておくことが大切です。
 
最初の方法は、以下の式です。
 
① A:B=C:Dなら、
 
    A✕D=B✕C
 
外側同士をかけたものと、内側同士をかけたものは等しくなっています。
 
具体的に確かめてみましょう。
 
1:2=5:10
 
という当たり前の式において確認すると、
 
1✕10=2✕5
 
となりますが、これは確かに成り立っています。
 
こんなふうに、

具体的な数字で考える
 
ことが、受験算数を理解する一番の近道ですので、
 
比の問題にかぎらず、受験生のみなさんもつねに意識するように!
 
さて、もうひとつ、
 
② A:B=C:Dなら、
 
    Aの□倍がCなら、Bの□倍がD
 
これも具体的に考えると、
1:2=5:10
 
なら、 

1の5倍が5なので、2の5倍が10
 
ですので、 確かになりたっていますね。
 
この2つの方法を、数字によって使い分けることが、比例式攻略のコツです!
 
何倍か、がぱっとわかる場合は、
②を使いましょう。
  
わからない場合は、
無理せず①にしましょう。

数字をみて、素早くどちらの方法が最適なのか、
 
うまく使い分けることが重要です。 
 
では、詳しい解説は動画で・・・。