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ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 詩の読み方 表現技法

まずは、詩の読み方の基本です。
 
 ことばのつながりを正確にたどる。
 文章の読み方と同じですね。
 
 何について描かれているか、情景を想像するということ。
 
 そこから作者の思いや感動を読み取るということ。
 題名も意識しながら、「主題」を読み取っていくということですね。
 
以上の3点を意識しながら読んでいくこととなります。
問題を解きながら進めると、問題が主題を読み取るヒントになることもありますよ。
 
それでは表現技法です。
 
 まずは比喩法。
 たとえるということですね。直喩と隠喩がありますね。
 「まるで~のようだ」と別のもので表す表現。直喩です。
 「海は灰色の牧場です」と、「ようだ」と書かずに別のもので表す表現もあります。隠喩です。
 
 次に擬人法。
 人間ではないものを人間にたとえる表現です。
 
 3つ目。倒置法。
 言葉の順序を入れ替えます。
 
 4つ目。体言止め。
 文末を名詞で止めるということです。
 体言とは名詞のことを指しますよ。
 
 5つ目。省略法。
 本来は書かれるはずのものを書かずに済ませるということです。
 
 6つ目。対句法。
 ことばを「対応させる」ということです。
 向こうからかけてくる村の人
 こちらからかけていく町の人 
 
 7つ目。反復法。
 繰り返しです。
 飛び出せ、飛び出せ
 
 他に、呼びかけ、音数と音韻もあります。音の数を整えることですね。リズムができます。
 
 以上の表現技法をおさせることが、詩の読み取りにつながります。