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ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 文の単位 単語

続いて単語です。
 
文節をさらに細かく分けて、意味や働きが失われないところまで区切ったときの、最も小さい言葉の単位です。
 
「文節」の復習をしておきましょう。
「ネ」「ヨ」「サ」などで区切れる範囲でしたよね。
 
夏休みに ネ ぼくは ネ 友だちと ネ 海に ネ 行った ヨ。
 
では「単語」です。
文節をさらに区切ります。
 
夏休み
 意味が通りますね。意味が失われずに区切れます。

 「に」だけでは意味が通りませんが、はたらきは失われていませんね。
 
このような区切り方をしたものが、単語ということになります。
国語辞典に見出し語としてのっている言葉の単位と考えた方が分かりやすいかもしれません。
 
ただし、「夏休み」はひとつの単語ですので、これを「夏」と「休み」に分けることはできません。
 
文節や単語を分けるには、臨機応変の対応が必要になることも多いです。
基本として、
 
「意味や働きが失われないところまで区切ったときの、最も小さい言葉の単位」
 
というルールをおさえて、状況に応じてうまく適応していきましょう。
 
さらに単語は自立語と付属語に分かれて細かく分類されていきます。 
動詞、形容詞など。これらも細かく見ていくことが必要になってきますね。