中学受験専門プロ個別指導塾ノア

ノア式予習シリーズ学習法 5年算数 相当算 「多く使った」パターン

中学受験生のみなさん、こんにちは。
 
今日も、前回に引き続き、相当算について学習しましょう。

問題 
 
持っているお金の 5/8より60円多く使ったところ、 
 
残りの金額は270円になりました。
 
最初に持っていたお金はいくらですか。
 

今回の問題は、
 
何が部分で、何が全体で、どこが割合か
 
をしっかりと見ぬくことが大事です。
  
頭で考えていていもわかりにくいので、線分図にすることをすすめます。
 
(くわしくは動画をみてください)
 
何度も確認していますが、 割合=部分÷全体 になります。
 
まず、全体の5/8 と書いていますから、残りは3/8といえます。
 
そして、その3/8に当たる部分が、60円と270円になります。
 
つまり、全体の3/8が330円にあたることが線分図から読み取れます。 
 
3/8が割合で、330円が部分ですね。

ですので、

3/8=330円÷全体
 
として変形しましょう。変形の方法は、以前やったように、
 
簡単な割り算を上下において、そちらを変形して、同じように動かす
です。
  
 3/8=330円÷全体 
   3= 6 ÷ 2
   2= 6 ÷ 3
  全体=330円÷3/8
 
なので、全体=880円となります。

それでは、詳しく動画で線分図をみていきましょう。