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ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 文法 文節同士の関係 修飾

「修飾」とはどういうことでしょうか。
なかなか分かりづらい言葉ですね。
 
「被修飾」とはどういうことでしょうか。
「被」というのは「何かをされる」という意味ですから、修飾の意味が分かれば、修飾されることだと理解することができますね。
 
それでは、「修飾」。辞書でしらべてみましょうか。
 
修飾
 体言または用言に、その表す意味を限定するために他の語をつけ加えること。
 
意味が分かりませんね。
 
そのような時は、具体例をみながら考えていくと、とらえやすくなることが多いです。
 
雪解けの 水は とても 冷たい。
 
ここで、「雪解けの」が修飾語、「水は」が被修飾語です。
また、「とても」が修飾語、「冷たい」が被修飾語です。
 
「水」といっても、色々な水がありますね。
冷たい水、温かい水、きれいな水、きたない水、などなど。
 
一体どのような水なのか、それを「限定」するのが修飾語の役割です。
 
どんな水なの?
雪解けの水だよ。
 
というように、「水」に説明を加えています。
 
どれくらい冷たいの?
とても冷たいんだよ。
 
と、こちらは冷たさの程度を説明しているのです。
 
修飾語があるおかげで、物事の状態や状況をくわしく説明することができるのですね。