ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 文法 助詞「の」の用法
助詞の「の」の用法についてです。
まずは一つ目の用法です。
通常、主語は、「が」「は」の形で、「私が」「私は」のように主語になります。
しかしながら、「の」が使われて主語になる場合があります。
「桜の花の咲く季節になった。」
この場合、主語と述語の関係は、「花が 咲く」となりますね。
「咲く」が述語です。
咲くのは「花」ですよね。
「花が」の「が」が、「の」によって表されているわけですね。
主語は必ずしも、「が」「は」で表されるわけではないということですね。
もうひとつの用法です。
それのついた語を体言と同じ資格にする。
「花の咲くのは四月だ。」
「咲くのは」の「の」です。
これは、「時期」という名詞と同じ意味を表しているのです。
名詞いわゆる、体言ですね。
「花の咲く時期は四月だ。」という意味ですね。
「の」によって名詞の代わりになっているのですね。
「花の」の「の」は主語を表していますよね。
3つ目の用法です。
その文節が体現を修飾することを示します。
「桜の花が咲くのは四月だ。」
名詞である「花」を修飾しているわけですね。
何の花なの? 桜「の」花だよ、ということですね。